まずはこのtogetterを見てほしい。
見てほしい。

見た!? 見た!?
休日に一度も会いに行かずに、占いやプレゼント・中日などの受動イベントのみでエンディングに行けるのか?とお話されていたのを発端として、再現された「ノー弁明のまま愛情エンドにたどり着けるグレオニーエンド!!!」

はじめての出会いですっかりファンになって贈り物や占いしまくるガチ恋寵愛者と覚悟の誘いまでしてくれるグレオニー!!!!
さらに優勝して恋仲になっちゃうんだから、もう書籍化しちゃうに決まってるじゃんこんなロマンス!!!!!
もうtogetterの内容だけですっごい楽しいんですけど、せっかくなので自分の手でも見たかった。
ガチ恋ネセレ様と、二週間に一回ずっと手袋贈られることになる衛士の物語をさ……。


グレオニーガチ恋ネセレ様の記録

青の月と黒の月で1回ずつやり直しを挟んでのプレイです。
せっかく(?)なので、侍従組に全部バラしながら推し活を見守っていてほしい。
聞いてくれサニャ、今日も手袋を渡してきたんだ!

初期印象としては、村が大好き・お城は怖いタイプのめちゃくちゃ引っ込み思案な方のネセレハトになりました。
それは休日にわざわざ出向くなんて出来ないな!!!!!

なんで王子だけ「気になる」になってるかというと「念のため背景紫にしとこ」っていう知力ひくいひくいの私の行動結果です。
多分このネセレハト様は「可哀想に(皮肉)」を「可哀想に(可哀想に)」で受け取ったんだと思います。
顔の良い男に弱い。
ユリリオ様にお会いしたらすぐ好きになっちゃう。

あとから中日一覧を見返して物語を再編するような作業は楽しいね……!!!

■緑の月

占いで出てくるまではとにかくプレゼントでどうにかするしかないので、初期好愛の高い人々には少しずつマイナス補正を入れてもろて……ああああごめんヴァイル本当にごめん……。

村が大好きでお城が怖いネセレハト様なのですぐに帰りたいし、何かの間違いだと思ってるよこれは……。
追い出されて怖い目に遭う前に早く帰りたいって言ったらヴァイルの地雷をふんじゃった……。
城をうろつくのは怖いけど、市場や商人の雰囲気にはまだ村の気配を感じられたのかもしれない。

なんだか今までと人の距離感が全然違ってとても戸惑ってしまうな…敬語なんて使われたことないのに……。
よし体を動かそう 武勇!

あっ、推しが出てきた!

急にこんな朗らかな笑顔で「頑張ってるな!」てされたらファンになるのも仕方なくないですか? 一生推す。
しかもノー弁明なので、ネセレハト様の中のグレオニーはずっとこの印象なんだなと思うとすっごく楽しい。
この接点だけで……市場で手袋を仕入れては贈りに行っちゃうんだ……ネセレ様……。

御前試合当日まで試合ガン無視で手袋を渡してくるネセレ様。
ごめんね!!!! お城のこととか!!! 僕よく分かんないから!!!!!
これから3ヶ月くらい御前試合当日に手袋を渡しに行くから待ってて。

今回は侍従組と仲良くしつつグレオニー活をしようと決めていたので、休日は主にサニャちゃんかローニカの所に入り浸ります。
休日は知ってる人のトコしか行かないし、訓練はしてるけど御前試合も見に行かないし、貴族とか人の目あるトコ怖いんじゃないかなあこの子。
しかも緑~青位の時に聞こえる城の評判とか自分の評判て散々なんですよね。
やっぱりお城怖いぜ! 嫌悪ふっちゃお。

■青の月

まだ占いには出て来ないのでコツコツと手袋を仕入れては贈りに行きます。
その途中途中でサニャちゃんとの交友も深めていました。
やっぱりこのネセレ様、村の匂いをずっと追いかけている感じがするなあ……。

人前に…出る……?(スペキャ顔)

それにしても青の月になっても励みを取れないのでパラメーターが厳しいですわ!!!!!!
時々元気なのに寝るしか無いですわ!!!!! 寝セレ。フフッ。
ひたすら好感度マップを確認しながら占いのタイミングを図ってました。
励みが取れるようになれば、交渉上げてプレゼントも増やせるようになるんだ! グレオニー早く僕を意識してくれ。

知力5。

■赤の月

『信頼すべきは』
全然表に出て来ないのでヴァイルが心配して来てくれたよ。
ここでローニカを断っておくとローニカ側の愛が下がるので調整しやすくなるんだけど……
いやーーーでもこのネセレ様は…ローニカを優先しちゃうと思うんだよ、ヴァイルを断ってしまうと思うんだ…。
断った後に改めてローニカから詳細を聞いて、ますますお城が嫌になってきちゃったな!!!!
でもヴァイルはずっとココにいるしか無いんだよね…ネセレハトは何もしなくてもお咎めないけど……。

そして表に出ないので陛下も心配しに来てくれました。そうなんすよ、この子赤の月なのに田舎者なんすよ。
名声0。
そろそろ……出るか……外に……!!!!!

占いの効果がすごい! 占い2回で励みも回収ラインに近づいてきたぞ!!!!
赤の月ではサニャちゃんの歌声も聞けたりして…こちらはこちらで順調に交友を深めてます。

きゃっきゃ!

それにしてもこのルートだと、本当にグレオニーの悩みなんて何一つ知らないんですよね。
御前試合で負ける様子も一切見ていないし、ただただ朗らかに話しかけてくれた時の笑顔だけで追いかけてしまうんだね…。

■黄の月

怒涛の励みラッシュ!!!!!

励みと市のプレゼントで、これもうお付き合いしているといって過言ではない状態ではないですか?????
もうすでにだいぶイチャついてないですか??????
しかし中の人側は印象間に合うかすっごいドキドキしてました。ひたすら手袋プラスアルファを二週間ごとにお届けする日々。
デイリーログインして推しの健康祈願(占いとプレゼント)してる気分になってきたな。

そんなデイリーログインを繰り返しつつ

間に合った!!!!

いやほんとに間に合うものなんですね!?!? 一度も休日に行かなくても愛を育める……すごいな……!
そして最終週ではそろそろ告白しようかどうしようか…と悩み始めるネセレ様。
今は…今はまだその時ではない……。

■黒の月

わーーーーあっという間に黒の月来ちゃったよお!!!!

覚悟の誘い!!!!!!

これ、ネセレハト側の告白逡巡よりも優先されるんですね!!!!!
いつも覚悟の誘い前に告白してたから知らなかった!!!!!!!!
えっへへへへ はじめて推しといっぱい喋ってる。

これまでそっとプレゼント猛攻してた推しから急にお誘いされて嬉しくて、サニャちゃんとローニカにお茶会開いてもらいました。

ネセレ様が幸せそうなら何も言うことはないと言ってくれるローニカにちょっと泣きそうになってしまった。
好きな人と過ごす時間を幸せというネセレ様の、
「好きな人と過ごしたい」という気持ちだとか「好きな人と過ごしていた」ということを思うとこれもまた何度も味わってしまう…。
村のことを大好きにしていたので、母親を筆頭に村に親しい人々も居たのかもしれない。
そこで過ごしていた思い出と、でも新たに好きな人も出来たから今度はその人と過ごせたら良いなという甘酸っぱい希望だとかそういうのを噛み締めてしまう。

でも、好きな人と好きなように過ごせるのは……お城ではすごく贅沢な事になってしまうんだろうな……ううっ…。

舞踏会に出るようになって、そこそこ名声が出てきたネセレハト様。親友からの言葉が切ない。
ココに来てようやく、村にいた頃と同じようにはいかないんだということが分かってきた気がする。
自分がそうしたいと思っても、否が応でも周囲からの評判がついてくるんだってことをやっと知った気がします。

翌週には貴族たちに舞踏会以外ではじめて話しかけて、「気に食わない」となって、
距離を保つようになってしまったサニャちゃんと本当の自分って何だろうと話して、
その後にグレオニーに告白しては「立場が違う」と振られて………
現実と理想と自分についてのモラトリアムの終わりを感じざるを得ないね……。

どうしてここまで来てしまったのか、と気に入らない状態のお城への印象度と遠い村に思いを馳せながらも
御前試合の日はやってくる訳です。

このルートで御前試合見るのはじめて!!!!!!!!
試合してるグレオニー見るのはじめて!!!!!!!!

すごい新鮮でした。ネセレ様の語る各衛士達の評が、ガチ恋オタ故の事前情報収集による賜物に聞こえたのもすごい愉快でした。
このネセレ様、はじめて見る御前試合にめちゃくちゃ詳しいぞ…!?

振ってきたのにあまりに真剣なグレオニーの姿に「どうして?」と問えば、

共にいる覚悟を決めてくれてる。
ネセレ様にも覚悟が必要ですよ、と言ってくれたローニカの言葉も今ならとてもよく分かる。

そして覚悟を見透かすような視線とともに、優勝を果たしたグレオニーと……

かの村の夢をね…ずっと出したくて………。
やっぱり帰りたい気持ちに変わりはないネセレ様ではあるけれど、でもココからどこに行くのかは多分もう覚悟が決まった。

最後の日の候補に上がったのは、ずっと仲良くしてくれた平民出身のふたりです。

これを!!!!! したかったんです!!!!!!!
手放しに好きにはなれなくても、でもここで生きていくんだ。覚悟を決めてくれたグレオニーがいるんだから。

■振り返り

今まででいちばん「子どもの時へ終わりを告げた」感のあるプレイだった…うわーーー面白かった!!!!!!

プレゼントと励みのやり取りでしか知らなかったグレオニーが、目の前でものすごい気迫でもって戦っている姿にものすごい「生身の人間」感があったのも楽しかった…!!!
あの朗らかに笑っていたお兄さんが苦しげに覚悟を決めて戦っている、そんなの初発で見せられたらこっちだって何か覚悟しないといけない気持ちになってしまうよ!!!!

おどおどとした子ども時代から、少しずつ出来ることを増やして友人を得て好きな人も見つけて…っていうステップの踏み方と共に、今までと同じような付き合い方は通らないということを突きつけられるのも、大人の階段という感じですごく良かった…!!!!
それらを教えてくれたのが親友のサニャちゃんと愛しているグレオニーだったのもすごく最高だったし、
ネセレ様はきっと彼らの行動もひとつの「覚悟」として受け止められたんだと思う。

サニャちゃん、田舎には帰ってしまったけどせめて手紙とかで繋がっていたらいいなあ……。
知力5で何の役にも立たなかった僕のことを思い出して、あの頃みたいに笑ってほしい。